四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(4月8日発表)

ダイセキ環境ソリューション(1712)

この矢印マークは業績変動の「勢い」を端的に表す。土壌汚染調査のダイセキ環境ソリューション(1712)を例にとってみよう。同社は四季報2023年秋号から「↑増額」→「↑増額」→「↑増額」と3号連続で業績予想を増額した。迎えた2024年2月期決算では、営業利益こそ予想比で下振れしたが、当期純利益は8期ぶりに過去最高益を更新した。

古野電気(6814)

古野電気(6814)は魚群探知機や電子海図など船舶用電子機器の世界大手だ。「↑↑大幅増額」が3号連続し、2023年9月発売の『会社四季報』2023年4集で30億円だった通期営業利益予想は、最新2024年2集では72億円にまで引き上げられた。部材不足が改善して受注残の消化が進み、円安も利益を押し上げている。

サーバーワークス(4434)

サーバーワークス(4434)は、アマゾンのクラウドサービス「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」の課金代行、導入・運用支援などを展開する。課金代行(リセール)はAWS利用料に手数料を乗せて顧客に請求するビジネスで、同社の売上高の80~90%を占める。