四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(8月17日発表)

ローツェ(6323)

半導体やFPD(フラット・パネル・ディスプレー)工場内部で使う機器を開発・製造・販売するローツェ(6323)だった。近年のROEは20%を上回る水準にあり、直近3期の累積営業利益は328億円を突破。さらに、今2023年2月期の営業利益は単年で250億円をうかがう勢いだ。

バリューコマース(2491)

順調に収益を伸ばしてきた同社が予想する今2022年12月期の売上高は370億円。当期純利益の予想額は過去最高益を大幅に更新する60億円だ。この当期純利益を保守的と考える東洋経済業績予想は67億円に到達するとみており、伸びしろにも期待したいところだ。

フェローテックホールディングス(6890)

東証スタンダード市場に上場する銘柄で新規組み入れを果たしたのは、フェローテックホールディングス(6890)とウエストホールディングス(1407)。半導体設備向け部品を製造するフェローテックHDは、半導体産業活況を追い風に急成長を続ける。ウエストHDは太陽光発電所の建設・保守などを全国展開する。